【追証なし】ACY SECURITIESの評価【低スプレッド】
シドニーに拠点を置く新興ブローカーACY SECURITIES(ACY)について紹介します。

ACYとは
ACYはオーストラリアのマルチアセットオンライントレーディングプロバイダーです。
ライセンスはオーストラリア証券投資委員会(ASIC)(AFSL:403863)とバヌアツ金融サービス委員会(VFSC:012868)で取得しています。

2013年ACYキャピタルがメルボルンに設立し、ブローカー業を始めてまだ歴史は浅いのですが、2018年にSynergy FXを買収することで最高品質のトレードシステムを提供することになりました。
口座の種類
ACYでは3つの口座が用意されています。いずれの口座も基本通貨はUSD、AUD、EUR、GBP、NZD、CAD、JPYから選ぶことができます。またゼロカットシステムがちゃんとあり、追証もありません。
stpECN | zeroECN | pureECN | |
---|---|---|---|
初回最小入金額 | 100USD | 2000USD | 20000USD |
最低入金額 | 100USD | 100USD | 100USD |
最小取引量 | 0.01lot | 0.01lot | 0.01lot |
平均スプレッド | 1.1pips | 0.3pips | 0.1pips |
最小スプレッド | 0.8pips | 0.0pips | 0.0pips |
取引手数料(往復) | 0 | 0.6pips | 0.5pips |
最大レバレッジ | 500 | 500 | 500 |
スプレッドはUSDJPYでのもの。往復手数料はUSD口座の場合。
stpECN口座のスプレッドの狭さはすばらしいです。STP口座で業界最高水準のスプレッドの狭さのTitanFXと同等以上のスプレッドだと思います。
またTitanFXは注文がよくスリップする印象でしたが、ACYはスリップする印象はほとんどありませんでした。
スプレッドの狭さACYは優秀かもしれません。
入出金方法
入金方法は銀行送金、クレジットカードのいずれかです。送金手数料は無料です。
出金方法は銀行送金のみです。
出金の場合は、一度の出金の際にかかる手数料が高いのです。これはどのブローカーでの電信送金と同じです。
入金は即日で完了。クレジットカードなら数分で完了します。しかし出金はだいたい1週間はかかってしまいます。
その他のブローカーがBitwalletなどのネット口座決済を導入しているので、ACYも導入してもらいたいものです。

取引できる金融商品の種類
ACYではさまざま金融商品を最大レバレッジ500倍で取引することができます。
主要な通貨ペアからマイナー通貨の中国オフシュア元、インデックス、オイルなどのコモディティ商品や貴金属、そして仮想通貨までトレードすることができます。
仮想通貨のスプレッドはBTCUSDで平均300~400ポイントと比較的安い値だと思います。
しかし同じレバレッジで板情報なども見え、スプレッドも平均250ポイント台のCryptoGTの方が有利なので、仮想通貨だけのハイレバ取引をしたのであれば、ACYはやめたほうがいいです。
スワップレート
ACYのスワップレートは2020年1月12日の段階ですと、以下のようになっています。
通貨ペア | スワップロング[%] | スワップショート[%] |
USDJPY | 0.78 | -11.77 |
EURUSD | -11.98 | 0.42 |
GBPUSD | -7.89 | -1.19 |
AUDUSD | -3.99 | 0.99 |
AUDJPY | 2.23 | -5.53 |
XAGUSD | -3.85 | 0.27 |
DJ30 | -1.50 | -1.50 |
BTCUSD | -1.50 | -1.50 |
BCHUSD | -0.10 | -0.10 |
スワップポイントの計算は、以下の通りです。
スワップポイント = 取引量 × (スワップレート/365) × 為替レート
例えばドル円を109.50円時に1lot(10万通貨)買いでロールオーバーを迎えた場合、
100000 × (0.0078/365) × 109.50 = 234円
となります。
ACYのデメリット
ACYのデメリットは日本人スタッフがいないことです。
今後増える可能性はないことはありませんが、現在は口座開設時、いやでも英語でのコミュニケーションを求められます。
口座開設時電話番号を入力するため、確認も含めてACYから非通知で電話が来ます。

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