2週連続の下落!円高株安でも売りではなく買いのタイミングを待ったほうがいいかも
新型肺炎の世界拡大で円高が進み、日経やダウなど株価指数もダウンです。
上はドル円の日足チャートですが、ボリンジャーバンドの-2σ、目の前に週足20本移動平均線や、去年8月からの上昇トレンドを形成するサポートラインがあり、反発しやすい材料がいろいろと用意されています。
現在円高株安の原因である新型肺炎の流行はいつまで続くかということですが、SARSの時の流行期間を鑑みれば今年の4月頃まで続くと言われています。
中国での新型肺炎の患者数が1万人を超えたという報道がなされましたが、そもそも中国は発表しているデータには懐疑的であり、この発表に関しても相場は反応しないと思います。
SARSの時は相場にどう影響したのか見てみました。
2002年11月頃からSARSの拡大が認識され、翌年7月5日に収束宣言がなされるまでのドル円は高値は125円70銭、安値は115円09銭でした。
値動きのタイミングに関してもSARSに関するイベントにリンクしていないように思われます。
というよりこの頃は、アメリカによるイラクでの軍事作戦の最中で、世界中でテロが発生しているという不安定な情勢でした。
新型肺炎に関しては今のところ相場に影響を与えている状態ですが、長くは続かないように思われます。
なぜならSARSと比べて新型肺炎の場合は病毒性も低く、また各国でウイルスの分離に成功し治療方法の早期開発が期待できそうだからです。
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